シカジョの皆さん、マネープランニングできていますか?

20代~30代は、結婚や出産、子育て、車や住宅の購入など、大きなお金が必要となるライフイベントに直面することも多くなる年代。

実は2023年は資産形成を始めるには当たり年!今回は資産形成の目的から、資産を増やすためにすべき行動まで、初心者向けにわかりやすく解説します。

資産形成は怖いもの?正しい知識で賢く取り組む。

結論から言うと、

お金の知識がゼロの人でも、必要最低限の知識を知っていれば資産形成はすぐ始めることができます。

世界的な資源・食料価格の高騰や為替の円安の影響によって、国内でもインフレ(物価上昇)が進行中です。日用品や食品などの値上げラッシュは今後も続くとみられますが、超低金利時代の昨今、給与口座にそのままお金を預けていても、利息がつくのはほんのわずか。

「投資はリスクがあるから怖い」「とりあえず預金だけをしておこう」と考える方も多いかもしれません。しかし、将来に備えて積極的に資産形成を行っていきたいのであれば、預金だけでなく投資にも目を向けてみるのがおすすめです。

【勘違いの多い投資と投機の違い】
投資 →中長期的に資産を成長させる目的で、お金に働いてもらう資産形成の手段
投機 →お金を増やすためにタイミングを見計らって、自ら短期売買を繰り返す取引

資産形成には貯蓄と投資の2種類がある

今ある資産を使って、資産をさらに増やしていく「資産運用」はまとまった元手が必要となる一方で、ゼロの状態から資産を作っていく「資産形成」は元手が少ない人でもすぐに始められます。
資産形成の種類としては、大きく以下の2つに分けられます。

●貯蓄 →緊急時に備えてお金を貯めておく
●投資 →余剰資金を働かせてお金を増やす

銀行預金などで貯蓄をしている方は多いはずですが、これも計画的にお金を貯めている点から立派な資産形成と言えます。
一方お金を増やすのが目的ならば、投資で資産形成を進めるのが最短ルートですね。

【資産形成の種類】
普通預金、定期預金、外貨預金、保険、債券、不動産、REIT(不動産投資信託)、つみたてNISA、iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)、投資信託、株式投資、FX(外国為替)など

20代・30代は投資信託を利用した長期投資がおすすめ

資産形成はできるだけ早く始めた方が有利です。労働収入が入り自分でお金を管理し始める20代・30代から資産形成を始めるのはとても良いタイミングです。
なぜ資産形成を早く始めた方が良いかと言うと、資産形成では「運用期間」と「複利効果」が強い味方になるからです。

【早くから資産形成を始めるべき理由】
●リスクをとりやすい
 →中高年より時間があり、長期目線で投資ができるので、成功確率が高まる
●複利効果を最大限に生かせる
 →投資できる期間が長いので、複利効果の恩恵を受けつつ資産を増やせる

金融庁の「資産運用シミュレーション」で計算してみると、毎月3万円を30年間、3%の利率で運用した場合、最終的な金額は1,748万2,107円になります。
他方、積立額を10倍にして、積立期間を10分の1にした場合、30万円を3年間、3%の利率で運用すると、最終的な金額は1,128万6,168円。

積み立てた金額はどちらも1,080万円ですが、最終的な金額は600万円以上変わってきます。これが、早いうちから資産形成を始めることで得られるメリットです。

NISAやiDeCoを使えば資産形成がスムーズに進む

長期的な資産形成には、税制優遇制度の活用が役立ちます。特に「iDeCo」と「NISA」は、20~30代の資産形成に適しているといえる制度です。
2022年から始まった、金融教育の義務化で今では高校生も把握している制度ですが、まずは簡単におさらいを。

●iDeCo:イデコ:個人型確定拠出年金
拠出金がすべて非課税になり、老後資金づくりに特化した資産形成方法。拠出金の全額が所得控除の対象になり、なおかつ原則60歳まで引き出せないため、お金があると使ってしまう人でも安心。

●NISA/新NISA:ニーサ/しんニーサ:非課税投資
「少額投資非課税制度」とも呼ばれ、運用益や配当が非課税になるという大きなメリットを持つ。2014年にスタートした当初は一般NISAのみでしたが、その後、種類が増え、2023年には、一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの3種類があります。さらに、2024年からは内容が見直され、国は「資産所得倍増」につなげるため、これまでよりも非課税制度を拡充する方針を決めています。

2023年は仕込み時!資産形成を始める絶好機。

2022年12月、金融庁は2024年から始まる新NISAについての情報を公開しました。新NISAは既存の「NISA」と「つみたてNISA」の2つを合わせて内容を強化した、使わなければ損をする制度となっています。

●金融庁 「NISAとは」
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/

誰もが資産形成に取り組む時、目指せ老後資金3000万円!

資産形成をしていくのが常識になりつつある今、さまざまなライフイベントに備えて導入を検討している人は多いですね。
資産形成は「早くから始める=長く続ける」ほど、より多く資産を貯めて増やせる仕組みであるため、効率良く資産を増やしたい人は、なるべく早く始めると良いですよ!

誰だってはじめはみんな初心者です。もし「投資」に興味があるなら、勇気を出して最初の一歩を踏み出してみませんか。

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