デンタルサポート株式会社が、全国の歯科衛生士8,087人を対象に働き方やキャリアに対する意識調査を実施。その結果、歯科衛生士のリアルな実態が浮かびあがってきました。

1.転職経験の有無

転職経験があると回答した人は驚きの95%以上。転職回数については、3回の27.9%が最も多く、2回の15.1%、1回の13.6%、5回の13.2%と続きます。7回以上と回答した人も7%おり、改めて人材の流動性が高い職種であることが分かりました。

2.退職の理由

結婚や出産のライフイベントをおさえ、「人間関係への不満」が11.1%で1位となりました。職場内・対患者ともに良い関係を保てていることが高い満足度に繋がる一方、そうでない場合は退職の大きな理由にもなっています。

3.転職活動の手段

近年、エージェント型転職サイトが主流となってきており、34.7%の人が利用しています。また、年齢層が高まるにつれて、友人・知人からの紹介やヘッドハンティングでの転職割合が増える傾向になっています。

4.転職後の給与の変化について

「大幅にアップした」、「アップした」と回答した人が37.6%に上り、現状維持以上が70%を超えています。一方で、給与がダウンするとしても転職した人が約10%。給与面とは別に、自身のスキルアップや勤務地への通いやすさ、子育てに理解があるなどの働きやすさ、医院の雰囲気などを重視する傾向もうかがえます。

5.まとめ

近年、歯科衛生士の求人倍率は他の職種と比べて非常に高くなっており、超売り手市場となっています。また、予防歯科が重視される時代となり、歯科医院はもちろん、介護施設、訪問歯科など、優秀な歯科衛生士への需要はますます高まるばかり。キャリアプランに合わせ、幅広い選択肢の中から自分に合った職場を選ぶ歯科衛生士が増えているようです。

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