夏に食べる機会が多くなる食材の一つが「そうめん」。つるりとした喉ごしとコシのある口当たりで、食欲の低下しがちなシーズンに活躍しますよね。
シンプルな食材なので、ここ最近のそうめんレシピはパスタやラーメンに引けをとらないほどにバリエーション豊か。また、時短と節約が同時に叶う食材なので、仕事にプライベートに忙しいシカジョの皆さまの強い味方でもあります!
今回は、CFW編集部の腹ぺこライターが「目新しくてすぐできそう」と感じたレシピを厳選紹介。手抜き上等の美味しいレパートリーを増やしたい!と思っている皆様、是非ご活用ください。
「いつもの」味がワンランクアップ、「茹での極意」実践編。
レシピのバリエは増えていますが、一方で、麺つゆと薬味でシンプルにいただくスタイルも奥深さを増しています。茹で方一つでコシや風味に差が出ることは言うに及ばず、「差し水NG」、「かきまぜ厳禁」など目からウロコな「令和の茹で方」を調べてきました。
【極意その1】麺の重さの10倍!茹でるお湯はたっぷりと。
そうめんは製造過程で塩が練り込まれているので、その塩分が出るようにたっぷりのお湯で茹でるのがポイント。2人分のそうめん2束(200g)の場合、お湯は2L必要だそうです。
【極意その2】菜箸でかき混ぜるのは最初だけ!
茹でている間に何度もかき混ぜるとそうめんの表面に傷が付き、お湯がドロドロに。ぬめったお湯で茹でると、そうめんの風味が落ちるといわれます。湯掻き途中のかき混ぜは我慢して、茹で上がるのを見守りましょう。
【極意その3】吹きこぼれそうになっても差し水は厳禁!
差し水でお湯の温度が一気に下がり、おいしく茹で上がらないとのこと。吹きこぼれは弱火にして対応するのが鉄則です。
【極意その4】水でよくもみ洗いし、氷で約30秒締める
茹で上がったそうめんの表面には、ぬめり、塩分、油分が付着しています。しっかりともみ洗いして流水で流すことで、ツルンとした喉ごしに。また、最後に氷で約30秒締めるとコシも生まれるとか。そのコシを保つよう、器に盛る前にギュッと水分を絞るのもポイントです。
VS夏バテとストレス!注目のアレンジそうめん。
和風、洋風、中華、韓国テイストやめんつゆのアレンジ、副菜まで。変幻自在なそうめんのお手軽レシピを厳選紹介いたします。お鍋の大きさにもよりますが、2Lの水が沸騰するまで8~12分かかります。その間に食材を用意すれば、大体どれも調理開始から15分あれば「いただきます」となれるはず!段取り上手のシカジョの皆さま、タイパを意識してアレンジそうめんにレッツトライ♪
※紹介の調理時間にそうめんを茹でる時間は含まれません。
スタミナ満点!キムチ牛丼風そうめん
手軽さ ★★★★★
調理時間 3min
材料(2人分)そうめん2束、牛丼の具(レトルトや冷凍)2人前、温泉玉子1個、キムチ適量、ゴマ油適量
1)そうめんは袋の表示に従って茹で、流水でもみ洗いし、水けをきっておく。
2)牛丼の具は表記に沿って温め粗熱をとっておく。牛小間切れと玉ねぎを麺つゆで炒める技もあるので、気になる方は検索を。
3)器に茹でた素麺、粗熱をとった牛丼の具を汁ごと入れ、盛り付けを整える。
4)温泉玉子を盛り付けた後、ゴマ油適量をまわしかけて完成。お好みで、万能ネギや紅生姜、大葉や砕いたナッツを添えても◎
サラダチキンのごまドレそうめん
手軽さ ★★★★☆
調理時間 7min
材料(2人分)そうめん2束、サラダチキン1袋、レタス適量、ネギ適量、ごまドレッシング(ごま・鶏がらスープ各大さじ2、砂糖・醤油・酢・いり白ごま・ラー油各大さじ1)
ごまの香りと旨みがたっぷり! 手づくりソースでおもてなし。茹でたそうめんにレタス、食べやすく切ったサラダチキン、調味料を合わせたごまドレッシングをオンして完成。
夏の彩りそうめん稲荷
手軽さ ★★☆☆☆
調理時間 10min
材料(3人分15個)そうめん2束、味付けいなりあげ15枚、寿司酢大さじ3、麺つゆ大さじ2、トッピング(きゅうり、うなぎのかば焼き、大葉、ボイルえび、絹さや、枝豆、オクラ、いくらのしょうゆ漬け、等)
茹でたそうめんをボウルに入れ、寿司酢と麺つゆに絡ませて薄く味を付けたら、いなりあげに詰めて、トッピングはご自由に。ネギや大葉等の薬味だけでも十分美味しいですよ!
まとめ
シカジョの皆さま、いかがでしたか?こっそり夜食や飲み過ぎた朝にもぴったりなそうめんレシピが見つかったはず。そうめんは温かくしても楽しめますので、医院内の空調で冷えた身体には「夏の温活」としても一役買いそう。また、おかずやお菓子にも活用できるので、ぜひ忙しい日々の献立選びにお役立てくださいね。
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